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【ナザレ】(2021.1.28)

カナからナザレまではバスで20分程度道のりだ。左手にタボル山(575m)が見えてくる。この山の上には豊穣神が祭られていた。ゆえにここは変貌の山ではないと考えられる。

ナザレはカナン時代からあった町だが、旧約聖書には出てこない。イエスの時代は、人口は120〜150人程度だったと考えられる。乙女マリアが身籠ったことは、どれだけの騒ぎだったのか想像がつく。

 

ローマ・ビザンチン時代は、多くのメシアニックジューが住むユダヤ人の町であったが、今日は、イスラエル最大のアラブ人の町となった。現在の人口は、7万人弱とされるが、アラブ人クリスチャンの数は年々減って来ており、今は、20%を切っていると考えられる。

昔は、聖地旅行でナザレ市内に入り、中東で最大の受胎告知教会にも行きましたが、交通渋滞や治安など旅程管理上の問題で、最近は立ち寄ることは無くなりました。

 

さてナザレでの学びは、

(1)神は小さきものを用いられる

(2)親しく知りすぎていることの悲劇

(3)イエスの公生涯は30年。私たちも信仰に歩む人生は一瞬である。

ということ。

神は、私たちを訓練しておられる。

 

ヘルモン山 2,814m

ホレブ山 2,286m

エバル山 940m

オリーブ山 818m

ネボ山 817m

ゲリジム山 790m

タボル山 575m

カルメル山 525m

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