【ワインビネガー】
まだリアルで学び会を行なっていた頃、恵比寿BFに現役の化学の先生が参加しておられ、「最後の晩餐」の時に、イエスが「今から、神の国が来る時までは、わたしはもはや、ぶどうの実で造った物を飲むことはありません」とおっしゃったのに、十字架上で「酸いぶどう酒」を飲まれたのは一体どういうことか?という疑問について、化学式から解説してくださいました。その時は、「ほー」と感動したのですが、今、自分では説明できないので、理解は出来ていませんが、、、。
イエスが、十字架上で飲まれた「酸いぶどう酒」とは、「酢酸」のことです。
さてイエスが、「酸いぶどう酒」を飲まれたのは、十字架上で最後の言葉は発するためのものであるとともに、詩篇69:21の預言の成就です。
(詩篇69:21)
21 彼らは私の食物の代わりに、苦味を与え、私が渇いたときには酢を飲ませました。
私たちの人生にも、さまざまな渇きが襲ってきます。ご自身が激しい渇きを経験された主イエスは、渇いている者を招いておられます。
(ヨハネ7:37-38)
だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる
「生ける水の川」とは聖霊の約束です。日々の第一の行動はデボーション。聖霊に心を明け渡し、聖霊に満たされるように過ごしましょう。
(ルカ22:14-20)
14 さて時間になって、イエスは食卓に着かれ、使徒たちもイエスといっしょに席に着いた。
15 イエスは言われた。「わたしは、苦しみを受ける前に、あなたがたといっしょに、この過越の食事をすることをどんなに望んでいたことか。
16 あなたがたに言いますが、過越が神の国において成就するまでは、わたしはもはや二度と過越の食事をすることはありません。」
17 そしてイエスは、杯を取り、感謝をささげて後、言われた。「これを取って、互いに分けて飲みなさい。
18 あなたがたに言いますが、今から、神の国が来る時までは、わたしはもはや、ぶどうの実で造った物を飲むことはありません。」
19 それから、パンを取り、感謝をささげてから、裂いて、弟子たちに与えて言われた。「これは、あなたがたのために与える、わたしのからだです。わたしを覚えてこれを行ないなさい。」
20 食事の後、杯も同じようにして言われた。「この杯は、あなたがたのために流されるわたしの血による新しい契約です。
(ヨハネ19:28-30)
28 この後、イエスは、すべてのことが完了したのを知って、聖書が成就するために、「わたしは渇く。」と言われた。
29 そこには酸いぶどう酒のいっぱいはいった入れ物が置いてあった。そこで彼らは、酸いぶどう酒を含んだ海綿をヒソプの枝につけて、それをイエスの口もとに差し出した。
30 イエスは、酸いぶどう酒を受けられると、「完了した。」と言われた。そして、頭を垂れて、霊をお渡しになった。