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【神のイスラエル】

新改訳2017は、新改訳第3版から聖書神学の進歩において解明されてきた点が随分と改善されています。

ガラテア書6:16の「神のイスラエル」は、置換神学では、「教会」と訳されますが、ギリシア語の「Kai」の使われ方に忠実に、「すなわち(新改訳第3版)」から「そして」(新改訳2017)」に変更になっています。

ガラテア書は第一義的に誰に書かれているのか、という点を押さえていれば、「この基準にしたがって進む人々」が、異邦人クリスチャンであり、「神のイスラエル」は、「教会」ではなく、メシアニックジューであることがわかります。

私たち異邦人クリスチャンは、オリーブの木の例えを心に留め、アブラハム契約によって接ぎ木されていることを忘れてはなりません。

 

(新改訳2017 ガラテア6:14~18)

14,しかし私には、私たちの主イエス・キリストの十字架以外に誇りとするものが、決してあってはなりません。この十字架につけられて、世は私に対して死に、私も世に対して死にました。

15,割礼を受けているか受けていないかは、大事なことではありません。大事なのは新しい創造です。

16,この基準にしたがって進む人々の上に、そして神のイスラエルの上に、平安とあわれみがありますように。

17,これからは、だれも私を煩わせないようにしてください。私は、この身にイエスの焼き印を帯びているのですから。

18,兄弟たち。私たちの主イエス・キリストの恵みが、あなたがたの霊とともにありますように。アーメン。

 

(新改訳第3版)

16 どうか、この基準に従って進む人々、すなわち神のイスラエルの上に、平安とあわれみがありますように。

 

(KJV)

16  And as many as walk according to this rule, peace be on them, and mercy, and upon the Israel of God.

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